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J-GLOBAL ID:201002259412352838   整理番号:10A0053622

T[Ni(CN)4]・xpyz(x=1,2;T=Mn,Co,Ni,Zn,Cd;pyz=ピラジン)の低温構造変態

Low temperature structural transformation in T[Ni(CN)4] xpyz with x=1,2; T=Mn,Co,Ni,Zn,Cd; pyz=pyrazine
著者 (6件):
資料名:
巻: 183  号:ページ: 105-113  発行年: 2010年01月 
JST資料番号: H0505A  ISSN: 0022-4596  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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調べた材料は,1個と2個(x=1,2)のピラジン(pyz)分子をもち,T=Mn,Co,Ni,Zn,Cdの柱状化固体T[Ni(CN)4]・xpyzである。その構造特徴と水素貯蔵のためのポーラスな固体の基本型としての潜在的な役割に刺激されて,この系列の柱状化固体に対する低温条件下の構造安定性を調べた。100-200K範囲の低温で可逆的な構造変換が起こることが見出された。x=2でT=Mn,Co,Zn,Cdに対して,構造変態が185K付近に起こるのが観測され,低温相は単斜晶系単位格子(空間群Pc)で結晶化する。この構造変化は含まれる配位子内の冷却におけるある電荷再分布から生じる。x=1でT=Niに対して,低温相と高温相の両方が,同じ空間群内で正方晶系対称性の単位格子で結晶化するが,単位格子体積は異なる。この場合,構造変化が120K付近に観測される。この温度以上でピラジン分子に対する回転状態が熱的に励起され,構造中のすべてのピラジン分子が等価になる。この条件下でこの材料の構造はもっと小さい構造単位を用いて記述される。X線粉末回折データを用いた構造研究を熱量測定とラマン分光法測定で補完した。低温相に対して結晶構造をパターソン法から解き,次にRietveld法により精密化した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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分子化合物  ,  分子化合物の結晶構造  ,  固相転移 
物質索引 (1件):
物質索引
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