文献
J-GLOBAL ID:201002259561141114   整理番号:10A0489227

成体ゼブラフィッシュ視蓋における神経幹細胞とその子孫の特性化

Characterization of neural stem cells and their progeny in the adult zebrafish optic tectum
著者 (6件):
資料名:
巻: 342  号:ページ: 26-38  発行年: 2010年06月01日 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
成体硬骨魚類脳では増殖細胞が広範囲に認められるが,成体哺乳類脳ではその細胞分布は限定的である。成体硬骨魚類の視蓋では増殖細胞の殆どが脳室周辺グレイゾーン(PGZ)の尾側周縁部に分布している。著者等はPGZが主に3領域に分かれることを認めた。:1有糸分裂領域,2有糸分裂後領域-表層と深層,この領域は数個のマーカー遺伝子発現の差異により区別される:pcna,sox2,msi1,elavl3,gfap,fabp7a,s100β。トランスジェニックゼブラフィッシュTg(gfap:GFP)を用いて,著者等は深層細胞がgfap:GFPを特異的に発現し,放射状グリア細胞形態を呈することを認めた。著者等は有糸分裂領域のブロモデオキシウリジン(BrdU)陽性細胞がグリア特性を示さないが,神経上皮特性を維持することに着目した。BrdU陽性細胞のパルスチェイス実験により,有糸分裂領域内に自己再生幹細胞が存在することを明らかにした。BrdU陽性細胞は表層ではグルタミン酸作動性またはGABA作動性ニューロン,及びオリゴデンドロサイトへと分化し,深層では放射状グリア細胞へと分化した。これらの結果から神経及びグリア系列による成体ゼブラフィシュ視蓋の構造維持に対し,PGZ増殖細胞が寄与することが証明された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
発生と分化 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る