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J-GLOBAL ID：201002259583897514   整理番号：10A0863717

Sfrp5は肥満で代謝性機能障害を調節する抗炎症性アディポカイン

Sfrp5 Is an Anti-Inflammatory Adipokine That Modulates Metabolic Dysfunction in Obesity

著者 (9件)： OUCHI Noriyuki (Boston Univ. School of Medicine, MA, USA) ,  HIGUCHI Akiko (Boston Univ. School of Medicine, MA, USA) ,  OHASHI Koji (Boston Univ. School of Medicine, MA, USA) ,  OSHIMA Yuichi (Boston Univ. School of Medicine, MA, USA) ,  GOKCE Noyan (Boston Univ. School of Medicine, MA, USA) ,  SHIBATA Rei (Nagoya Univ. Graduate School of Medicine, Nagoya, JPN) ,  AKASAKI Yuichi (Boston Univ. School of Medicine, MA, USA) ,  SHIMONO Akihiko (National Univ. Singapore, Singapore) ,  WALSH Kenneth (Boston Univ. School of Medicine, MA, USA)
資料名： Science  (Science)
巻： 329  号： 5990  ページ： 454-457  発行年： 2010年07月23日 
JST資料番号： E0078A  ISSN： 0036-8075  CODEN： SCIEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 肥満は代謝異常の疾病素質で,それは脂肪組織における低グレード炎症状態としばしば関係している。脂肪組織は種々のサイトカインを分泌し,アディポカインと称される。その多くは炎症を促進し,グルコースホメオスタシスを崩壊させる。分泌型Frizzled関連タンパク質質5(Sfrp5)は,肥満および2型糖尿病モデルで発現が不安定な抗炎症性アディポカインである。高カロリー食でSfrp5欠損マウスは,重篤な耐糖能低下と肝性脂肪症を発症した。Sfrp5は肥満マウスモデルで,耐糖能低下と肝性脂肪症を改善した。脂肪細胞によるSfrp5分泌は,脂肪組織内の炎症細胞を制御することで代謝性機能障害に対して有益効果を示した。

シソーラス用語： *代謝性疾患 ,  *サイトカイン ,  *ペプチドホルモン ,  肥満 ,  炎症 ,  タンパク質 ,  膜受容体 ,  マウス ,  実験動物 ,  病態モデル ,  代謝異常 ,  アディポカイン ,  2型糖尿病
準シソーラス用語： インシュリン非依存性糖尿病 ,  Frizzled蛋白質 ,  Sfrp5 ,  耐糖能異常

分類 (1件)： 代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J)

タイトルに関連する用語 (6件)： 肥満 ,  代謝 ,  性機能障害 ,  調節 ,  抗炎症性 ,  アディポカイン