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J-GLOBAL ID:201002259682361960   整理番号:10A0711861

PLANT HOMOLOGOUS TO PARAFIBROMINはPAF1複合体の構成要素でありH3K27ME3が豊富なクロマチンにおける遺伝子発現制御を助ける

PLANT HOMOLOGOUS TO PARAFIBROMIN Is a Component of the PAF1 Complex and Assists in Regulating Expression of Genes within H3K27ME3-Enriched Chromatin
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資料名:
巻: 153  号:ページ: 821-831  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: C0606A  ISSN: 0032-0889  CODEN: PLPHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ヒトのPaf1複合体のサブユニットであるParadibrominはWingless/Intシグナル伝達経路の出力を補助しており,ParadibrominをコードするHRPT2遺伝子の機能不全は特異的なガン関連表現型の原因となる。本研究で,Parafibrominのシロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana)における相同蛋白質,PLANT HOMOLOGOUS TO PARAFIBROMIN(PHP)の個体における役割および分子機能を同定した。PHPは核抽出液中の約670kDの蛋白質複合体に存在しており,in vivoで他のPaf1複合体関連蛋白質と相互作用した。シロイヌナズナにおいて,他のPaf1複合体遺伝子の変異は発生に対して多面的な作用を引き起こすが,PHP遺伝子の欠失は花成抑制因子であるFLOWERING LOCUS Cを含むごく限られた遺伝子群の誤制御を引き起こし,栄養成長から生殖成長への相転換を特異的に早めた。これらのPHPの標的遺伝子は,シロイヌナズナの大部分の遺伝子や他のPaf1複合体の標的とは違い,クロマチンのヒストンH3の27番目のリジンのトリメチル化がよく濃縮されていた。以上の結果により,PHPはシロイヌナズナにおいてPaf1複合体の構成要素であるが,Paf1複合体の標的の発現制御においてはより特化した働きを持つことが示唆された。
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分類 (2件):
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生物学的機能  ,  遺伝子発現 
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