抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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土石流対策指針は1986年に初版が発行され,その後3度の改訂を経て現行指針(2007年版)に至っている。本文では,鋼製透過型堰堤に着目し,その工法と設計法の変遷および課題について述べた。現行指針の最も重要な変更点は,土石流と流木に対する指針が一つに統合されたことであり,施設に求められる重要な機能は,’渓流環境の保全’,’流木の補捉’,’ポケットの維持’である。これらの機能を発揮させるための設計法に関しては,鋼管間隔について最も大きく変更され,縦材と横材の組み合わせで土石流を補捉することが規定された。さらに,今回新しく導入されたリダンダンシー(冗長性)の考え方と具体的な評価方法について言及した。