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J-GLOBAL ID：201002259751136699   整理番号：10A0847802

ランダム配向超格子粒子を持つ多結晶材料の有効熱伝導率

Effective thermal conductivity of polycrystalline materials with randomly oriented superlattice grains

著者 (4件)： YANG Fan (Dep. of Mechanical Engineering, Univ. of California at Riverside, California 92521, USA) ,  IKEDA Teruyuki (Materials Sci., California Inst. of Technol., 1200 E. Colorado Boulevard, Pasadena, California 91125, USA) ,  SNYDER G. Jeffrey (Materials Sci., California Inst. of Technol., 1200 E. Colorado Boulevard, Pasadena, California 91125, USA) ,  DAMES Chris (Dep. of Mechanical Engineering, Univ. of California at Riverside, California 92521, USA)
資料名： Journal of Applied Physics  (Journal of Applied Physics)
巻： 108  号： 3  ページ： 034310  発行年： 2010年08月01日 
JST資料番号： C0266A  ISSN： 0021-8979  CODEN： JAPIAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 異方性熱伝導率を持つランダム配向超格子粒子からなるバルク多結晶体の有効熱伝導率のモデルを立てた。各超格子粒子の面内と交差面熱伝導率を,有限要素法を用いて確認される解析平均則を用いて結合した。超格子伝導率は,(より簡単なグレイ媒質近似に比べて大きな熱伝導率減少を捕らえる)Boltzmann輸送方程式の周波数依存解を用いて計算した。モデルはPbTe/Sb₂Te₃ナノバルク材料に適用して,周期,鏡面性,温度の影響を研究した。計算は,多結晶体の有効熱伝導率が各超格子粒子の面内伝導率に最も敏感で,一般に粒子の交差面伝導率より4から5倍大きいことを示した。モデルは,287~1590nmの周期と300~500Kの温度について同じ系の実験計測と比較した。比較は,有効鏡面性が焼なまし温度を上げることによって増加することを示唆し,これらの試料がUmklappと境界散乱の両方が重要な混合領域にあることを示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 配向 ,  超格子 ,  粒子 ,  *多結晶 ,  *熱伝導率 ,  異方性 ,  有限要素法 ,  Boltzmann方程式 ,  周波数依存性 ,  テルル化鉛 ,  アンチモン化合物 ,  テルル化合物 ,  ナノ構造 ,  周期 ,  温度依存性 ,  焼なまし ,  境界 ,  散乱 ,  ナノ材料
準シソーラス用語： ランダム配向 ,  鏡面 ,  輸送方程式

分類 (1件)： 比熱・熱伝導一般  (BL05021E)

タイトルに関連する用語 (4件)： ランダム配向 ,  超格子 ,  多結晶 ,  有効熱伝導率