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J-GLOBAL ID：201002259751714161   整理番号：10A0134797

コーポレートガバナンスを巡る議論

著者 (1件)： 藤田哲雄 (株式会社日本総合研)
資料名： Business & Economic Review  (Business & Economic Review)
巻： 20  号： 2  ページ： 79-94  発行年： 2010年01月25日 
JST資料番号： L2854A  ISSN： 1880-3482  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： コーポレートガバナンスの在り方は,各国の歴史的経緯を反映して一様ではなく,日本でも,1990年代後半からアメリカをモデルとした様々なコーポレートガバナンスの改革が試みられてきた。本稿では,コーポレートガバナンスへの2つのアプローチとして,1)企業の主権者あるいは所有者は誰か,2)企業はいかなる利害関係者のために経営されるべきか,を挙げ,企業経営における位置付けと最近のアメリカおよび日本における議論の動向について確認した。さらに,金融機関におけるコーポレートガバナンスの重要性を論じ,金融規制とコーポレートガバナンスの関係,監督当局からみた金融機関のコーポレートガバナンスの問題等について考察し,日本の金融システムを考えるに当ってのコーポレートガバナンスに関する課題を,経営者に対する報酬制度問題を中心に検討した。

シソーラス用語： *企業経営 ,  経営理論 ,  *金融機関 ,  法令遵守 ,  経営者 ,  賃金 ,  業績評価 ,  法規制 ,  リスク管理 ,  アメリカ合衆国 ,  日本
準シソーラス用語： SOX法 ,  エージェンシー理論 ,  *コーポレートガバナンス ,  報酬 ,  利害関係者

分類 (1件)： 経営工学一般  (KA01010C)

タイトルに関連する用語 (2件)： コーポレートガバナンス ,  議論