文献
J-GLOBAL ID:201002259792758661   整理番号:10A0677116

コレステロール修飾ポリウレタン上での血液増殖内皮細胞接着のCD47依存性分子機構

CD47-dependent molecular mechanisms of blood outgrowth endothelial cell attachment on cholesterol-modified polyurethane
著者 (6件):
資料名:
巻: 31  号: 25  ページ: 6394-6399  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
以前に,血液増殖内皮細胞(BOEC)がコレステロール残基で共有結合的に構成されたポリウレタン(PU)(PU-Chol)に対して高親和性を有することを明らかにした。しかし,この親和性増強の原因となる分子機構は決定しなかった。CD47は細胞接着に関与する多機能性膜貫通糖蛋白質であり,インテグリンαvβ3およびヘテロ3量体性G蛋白質とコレステロール依存性に複合体を形成可能である。ここでは,CD47および他の多分子複合体の成分が,PU-CholへのBOECの接着を増強するという仮説を検証した。ヒトおよびウシBOECの免疫沈降研究は,CD47がインテグリンαvおよびインテグリンβ3,そしてGαi-2蛋白質と結合することを示した。非修飾PUと比較して,PU-CholへのBOEC接着の3倍の増加は,CD47およびインテグリンαvとインテグリンβ3に特異的な阻害抗体の添加で逆転した。同様の結果が,CD47複合体の破壊因子かつ膜コレステロール含量の破壊因子として知られるメチル-β-シクロデキストリン(MβCD)の,播種BOECやPU-Chol膜への添加で認められた。レンチウイルス形質導入shRNAを介したCD47発現減少は,対照群と比較して50%,PU-CholへのBOEC結合を減じた。これらのデータは,合成表面へのBOEC接着におけるCD47コレステロール依存性シグナル伝達複合体の役割の初めての提示である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
医用素材 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る