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J-GLOBAL ID:201002259822960479   整理番号:10A0996079

オランダ都市域における長期的大気汚染濃度の小規模変動を推定する土地利用回帰モデルと分散モデルの性能比較

Comparison of the performances of land use regression modelling and dispersion modelling in estimating small-scale variations in long-term air pollution concentrations in a Dutch urban area
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巻: 44  号: 36  ページ: 4614-4621  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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土地利用回帰(LUR)モデルと分散モデル(URBIS:URBisIS(情報システム))の性能をオランダ都市域について評価した。ロッテルダムとその周辺を含むRijnmond地区について,ほぼ70,000個の100m×100mの正方形格子の中心点について2001年の二酸化窒素(NO2)濃度を推定した。オランダの国立監視網からの44サイトで実施された測定と,交通強度,工業,人口及び居住土地利用を含む地理情報システム(GIS)予測子変数に基づいてLURモデルを開発した。地域背景濃度測定の内挿を用いて地域の背景濃度を求めた。URBISシステムを用いて分散モデルからNO2濃度を推定した。URBISは都市域道路近傍の大気汚染物質濃度を計算するためのCARモデル(道路交通からの大気汚染計算)と,高速道路と工業発生源近傍の大気汚染レベルを計算するガウスプルームモデルを含む。モニタリング及びモデル計算から誘導された1×1kmの地図を用いて背景濃度を計算した。NO2濃度の計算についてはURBISとLURでおおよその一致が得られた(R2=0.55)。予測は濃度分布の中心部については良好な一致を示したが,最大濃度と最小濃度についてはかなりな不一致が見られた。18個の実証サイトについては,予測濃度と計算濃度の比較では,URBIS分散モデルの方がLURモデルよりも良好な性能を示した(R=0.77対R=0.47)。この相違は異なる地域背景濃度の利用,LURモデルにおける予測変数として「工業」という粗い土地利用カテゴリーの採用,及びNOからNO2への転換処理の相違によって理解され得る。種々の発生源がある地域の年間平均NO2濃度の計算では,分散モデルと土地利用回帰モデルはある程度の一致を示した。分散モデルは認証サイトでの濃度をよりよく説明した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
研究開発  ,  気圏環境汚染  ,  都市問題,都市防災 

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