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J-GLOBAL ID：201002259878496635   整理番号：10A1043856

ステレオX線を用いた非定常塑性流れ場の実時間3次元可視化と計測法

Real-Time Visualization and Measurement Method ofThree-Dimensional Non-Steady-State Plastic Flow Field Using Stereo X-ray

著者 (2件)： 牟禮雄二 (鹿児島県工業技術センター) ,  中西賢二 (鹿児島大学大学院理工学研究科)
資料名： 塑性と加工  (Journal of the Japan Society for Technology of Plasticity)
巻： 51  号： 596  ページ： 893-897 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： G0076A  ISSN： 0038-1586  CODEN： SOKAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ステレオX線を用いて材料内部の3次元非定常塑性流動を実時間で計測するシステムを開発した。同システムを250°Cでのマグネシウム合金AZ31のスクロール鍛造へ適用した。3次元塑性流れ場を詳細に可視化可能とした。有限要素法を使用し,粘塑性法を用いた成形シミュレーションを利用して,押出や鍛造等の塑性成形プロセスの材料流動条件を可視化した。また,モデル材料により構成した新測定システムを開発し,実金属材料の変形特性を表し,材料流動のトレーサとしてモデル材料内に小粒子群を埋込んだ。これにより,非定常材料流動条件を,開発したシステムを用いて測定可能とした。システム性能と利用性を示すため,マグネシウム合金AZ31製のスクロールロータの鍛造プロセスの材料流動条件を測定し,可視化した。

シソーラス用語： *塑性流 ,  可視化 ,  計測システム ,  有限要素法 ,  粘塑性 ,  *鍛造 ,  トレーサ法 ,  マグネシウム合金
準シソーラス用語： *塑性流れ ,  三次元可視化

分類 (1件)： 鍛造技術  (WC05020H)

引用文献 (10件)：

• 1) 田中健嗣・武居昌宏・都徳熙・植村知正・斉藤兆吉:可視化情報学会論文集,27-6(2007),31-38.
• 2) 村井裕一・石川正明・芦原将彰・衣川甲輔・山本富士夫:同上,23-1(2003),1-8.
• 3) Dwivedi, S. N. : Trans. ASME, J. Eng. Ind., 105(1983), 197-202.
• 4) 吉田総仁・伊藤操:塑性と加工,33-372(1992),34-39.
• 5) 井口征士・佐藤宏介:三次元画像計測,(1995),14-16 昭晃堂.

タイトルに関連する用語 (7件)： ステレオ ,  X線 ,  非定常 ,  塑性流れ ,  実時間 ,  3次元可視化 ,  計測法