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J-GLOBAL ID:201002259892611676   整理番号:10A0164758

重合体の反応性加工 ポリプロピレンへのポリグリシジルメタクリレート溶融グラフト化に対する二官能性あるいは三官能性共単量体の効果

Reactive processing of polymers: Effect of bifunctional and tri-functional comonomers on melt grafting of glycidyl methacrylate onto polypropylene
著者 (2件):
資料名:
巻: 95  号:ページ: 353-362  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: E0404B  ISSN: 0141-3910  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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2つの反応性共単量体,ジビニルベンゼン(DVB)およびトリメチロールプロパン(TRIS)が,ポリプロピレン(PP)へのメタクリル酸グリシジル(GMA)の溶融ラジカルグラフト化反応への影響において,どのような役割を果たすか評価した。DVBあるいはTRIS有無でのGMA-グラフト化系の特徴を,様々な反応系組成と様々な反応条件を用いて,グラフト反応の収率,主な副反応,すなわちGMAのホモポリマー重合(poly-GMA)および重合体分解,の程度に関して調べた。共単量体無し,つまり通常の系では,一般的には低いGMAのグラフトレベルの,高い値を達成するためには,過酸化物開始剤の高い濃度が必要となる。開始剤の濃度の増加とともに,polyGMAと分子鎖の開裂が同時に起こる。一方,GMA-グラフト系に,共単量体であるDVBあるいはTrisが少量存在することにより,グラフトレベルのかなりの増加と,平行してポリ-GMAとPPの分解のかなりの低下が達成された。これらの高度に反応性をもつ共単量体の存在により,最適のグラフト化系は過酸化物開始剤の非常に低い濃度しか必要なく,その結果,これらの系では非常に低い程度の重合体分解しか観測されない。GMA-グラフト化速度,ホモ重合反応,および(溶融流動変化による)PP分解の程度に対する,グラフト化系中の,DVBの存在による効果と,Trisの存在による効果の違いを,通常のGMA-グラフト化系と比較対照した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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共重合 

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