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J-GLOBAL ID：201002259901667060   整理番号：10A0962389

マウス胚におけるヘテロクロマチンの形成には,ヒストンバリアントH3.3の重要な残基が必要である

Heterochromatin formation in the mouse embryo requires critical residues of the histone variant H3.3

著者 (6件)： SANTENARD Angele (Univ. Strasbourg, Illkirch, FRA) ,  ZIEGLER-BIRLING Celine (Univ. Strasbourg, Illkirch, FRA) ,  KOCH Marc (Univ. Strasbourg, Illkirch, FRA) ,  TORA Laszlo (Univ. Strasbourg, Illkirch, FRA) ,  BANNISTER Andrew J. (Univ. Cambridge, Cambridge, GBR) ,  TORRES-PADILLA Maria-Elena (Univ. Strasbourg, Illkirch, FRA)
資料名： Nature Cell Biology  (Nature Cell Biology)
巻： 12  号： 9  ページ： 853-862  発行年： 2010年09月 
JST資料番号： W1369A  ISSN： 1465-7392  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 哺乳類では,受精後に親ゲノムのクロマチンの構成を含むリプログラミングが始まる。今回マウス胚で,ヒストンH3バリアントのH3.3K27がヘテロクロマチンの構成に必要である事を示した。H3.3はS期に父方の動原体周囲クロマチンに局在した。H3.1K27ではなくH3.3K27の突然変異が,動原体周囲転写産物の異常な集積,HP1蛋白質の誤局在,その他の異常を招いた。動原体転写産物由来の二本鎖RNAの投与はこのような異常を回避したので,H3.3K27と動原体周囲RNAは機能的に連関する。

シソーラス用語： マウス ,  受精 ,  *ヒストン ,  *ヘテロクロマチン ,  動原体 ,  二本鎖RNA ,  クロマチン ,  非ヒストンタンパク質 ,  *胚 ,  緑色蛍光タンパク質 ,  融合タンパク質
準シソーラス用語： HP1蛋白質 ,  *ヒストンH3

分類 (2件)： 発生と分化  (EJ16020W) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (5件)： マウス ,  胚 ,  ヘテロクロマチン ,  ヒストンバリアント ,  残基