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J-GLOBAL ID:201002259924710825   整理番号:10A0955016

コロイドプローブ原子間力顕微鏡を用いたAuナノ粒子の雲母への付着に対する溶液化学の影響の測定

Measuring the Influence of Solution Chemistry on the Adhesion of Au Nanoparticles to Mica Using Colloid Probe Atomic Force Microscopy
著者 (4件):
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巻: 26  号: 17  ページ: 13995-14003  発行年: 2010年09月07日 
JST資料番号: A0231B  ISSN: 0743-7463  CODEN: LANGD5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ナノ粒子(NP)は市販製品中に多く用いられるようになってきており,環境中での毒性が懸念される。そこでコロイドプローブ原子間力顕微鏡(AFM)を用いて,環境的なpHおよびイオン強度(IS)の水溶液中でのAu NP-雲母の相互作用を研究した。30nmのAu NPを膨潤-ヘテロ凝集法により被覆した10μmのポリスチレン(PS)ビーズを,AFMのコロイドプローブとして用いた。NP-雲母相互作用は水溶液の性質に大きく影響され,剥離力は20~50nNの間で変化した。付着力はISの増加とともに増大したが,一定のISにおいてはpH上昇とともに低下した。またフミン酸が存在するとき,付着力はAu NP上のフミン酸の立体斥力により減少した。一方,Au NP被覆を持たないプレインなPSビーズの付着力は,ISおよびpHの変動に影響されなかった。これらの付着挙動はDLVO理論により良好に記述することはできなかった。Au NPと雲母表面間に非DLVO相互作用として構造力の寄与を考慮する必要がある。そこで構造力を二重指数関数で表現して構造力パラメータを求め,構造力を考慮する拡張DLVO経験モデルを提案した。拡張DLVO経験モデルは実験と良好に一致した。
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