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J-GLOBAL ID:201002259948466534   整理番号:10A0760194

石灰質土壌中のホウ素の吸着と脱着プロセス

Adsorption and desorption processes of boron in calcareous soils
著者 (4件):
資料名:
巻: 80  号:ページ: 733-739  発行年: 2010年08月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ホウ素(B)利用可能性は,吸着と脱着反応により順次緩衝されるその平衡濃度によって調整されている。イオン強度,pH,OM(有機物)含量と鉱物のタイプと量が,B収着反応に影響する主な因子である。Bの化学挙動に対する炭酸カルシウム当量(CCE)とイオン強度の影響を評価するために,この等温吸着と脱着を,CCE(0~85%)が異なる8つの石灰質土壌で測定した。吸着と脱着データを,Langmuirと線形吸着方程式それぞれで説明した。統計的に有意な関係はモデルパラメータと土壌性質間には見られなかった。しかし,相対的により高い活性粒子(粘土とOM)と高いpHを有する土壌はより多くホウ素を吸着した。土壌試料(CCE=18%)からのCCE除去は,B吸着を最大35%まで低下した。これに対して,電解質濃度(0.01MNaCl)の0.1と0.5Mの増加は,B吸着をそれぞれ最大30%と75%まで増加させた。当モル濃度で,CaCl2はNaClより強くB吸着を増加した。イオン強度の正の影響は,表面電荷の優れたスクリーニングと二重層厚さの圧密化によるものであった。脱着データは,2mMより小さい平衡濃度でのみ等温吸着から逸脱した。ホウ素溶液スペシエーションと吸着-脱着データの分析は,Bが分光学的に確認したように主に調べた土壌試料の外側球体錯体に吸着されたことを明らかにした。実験データとモデル予測は,Bのバイオアベイラビリティの管理と,石灰質土壌の修復プロセスの最適化に利用できた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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無機化合物一般及び元素  ,  物理的手法を用いた吸着の研究  ,  土壌汚染 
タイトルに関連する用語 (5件):
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