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J-GLOBAL ID：201002259982789911   整理番号：10A0522790

遺伝子操作米定量化に対する種々のコメ種子中の外皮,内胚乳および胚の種々の核DNA含量の影響の評価

Evaluation of the Impacts of Different Nuclear DNA Content in the Hull, Endosperm, and Embryo of Rice Seeds on GM Rice Quantification

著者 (4件)： LIU Donger (Shanghai Jiao Tong Univ., Shanghai, CHN) ,  SHEN Jie (Shanghai Jiao Tong Univ., Shanghai, CHN) ,  YANG Litao (Shanghai Jiao Tong Univ., Shanghai, CHN) ,  ZHANG Dabing (Shanghai Jiao Tong Univ., Shanghai, CHN)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 58  号： 8  ページ： 4582-4587  発行年： 2010年04月28日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： コメは世界の100か国以上で栽培および摂取されている重要な農産食品である。米国および中国等で開発された新規遺伝子組み換え(GM)米も続々と新規承認を得ている。しかし,各国政府は遺伝子組み換え食品(GMOs)がもたらす環境およびヒトへの影響について未だに関心が強く,GMOsにはラベル表示することを法律および条令で規制している。GMOに対するラベル規制の実行には食品中のGM含量を正確に分析する方法が必要である。ここでは,19種類のコメ栽培品種のすべての種子DNA濃度,および外皮,内胚乳および胚のDNA特性を検討した。実験の結果,内胚乳のDNA含量は全種子中DNAの73.71%であった。外皮および胚のDNA含量はそれぞれ3.98%および22.31%であった。ヘテロ接合GMコメ種子を含有した試料の重量比換算のGM含量とハプロイドゲノムコピー数比換算のGM含量の間の関係を示す2種類の公式を確立した。これらの公式は雌雄親株からのGM対立遺伝子を含有するヘテロ接合GMコメ種子中の定量時に十分確認された。筆者はこの研究はヘテロ接合GMコメ種子粉を含有する標準物質を使用したGMコメの正確な定量に対して有効であると説明した。

シソーラス用語： 米 ,  *遺伝子操作 ,  食品検査 ,  *食品監視 ,  *食品衛生 ,  品質表示 ,  ラベリング ,  イネ ,  PCR法 ,  ゲノム ,  標準物質 ,  数学モデル ,  リアルタイムPCR法
準シソーラス用語： ラベル表示 ,  リアルタイムPCR ,  *遺伝子操作米 ,  食品表示 ,  ハプロイドゲノム

分類 (4件)： 穀類とその製品一般  (FJ04010T) ,  食品衛生一般  (FJ01051H) ,  食品の検査・取締り  (FJ01054G) ,  遺伝子操作  (EC02050B)

タイトルに関連する用語 (9件)： 遺伝子操作 ,  定量化 ,  コメ ,  種子 ,  外皮 ,  内胚乳 ,  胚 ,  核DNA含量 ,  影響の評価