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J-GLOBAL ID:201002259989918440   整理番号:10A1059423

折紙工学の現状と課題 三角形を折って四面体を構成する方法

著者 (1件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 108-113  発行年: 2010年10月12日 
JST資料番号: L0458A  ISSN: 0285-9947  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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折りを主な加工法としてシート状の面から三次元構造物を設計する場合,1)モデルを用いた基本設計の準備,2)詳細設計,3)実証試験という手順をとる。本論文では,1)において三次元構造物をシミュレートすることで構成を検討するために,任意の三角形シートを過不足なく折って四面体を構成する方法を整理した。具体的には,i)正三角形の各辺の中点を結んだ正三角形の辺となる線で折ることで3頂点を1点に集める方法,ii)3頂点のうち2頂点を1点に集める方法,iii)3頂点それぞれを別の位置に配置する方法に分けて説明した。ii)には二等辺三角形の2つの等辺を継ぎ合わせる方法,及び不等辺三角形において底辺をその中点で2つに折って継ぎ合わせ,短い方の斜辺を長い方の斜辺の頂点側/底辺側に継ぎ合わせる方法が考えられる。実際に同じ形の三角形に対して頂点の定義やi)~iii)の適用方法を変えた場合の折り線例を示し,商品などのパッケージ,容器,簡易テントの設計などの産業応用に活用できることを説明した。また,i)~iii)の分類は平面から立体を構成するための知見を集積する折紙工学に寄与することを論じた。
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分類 (2件):
分類
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システム・制御理論一般  ,  図形・画像処理一般 
引用文献 (3件):
  • 高島直昭. 3角形と4面体との相互変換. 日本応用数理学会2003年度年会講演予稿集. 2003, 370-371
  • 平田浩一. 多面体と立体折り紙. 日本応用数理学会2003年度年会講演予稿集. 2003, 362-363
  • DEMAINE, Erik. Folding Polygons into Polytopes. http://erikdemaine.org/aleksandrov/
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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