抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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フェノール性二核化大環状配位子により得られる二核金属錯体を「軸性位に陰イオン性配位子を配位できる陽イオン錯体」とし,そこに新たな配位子(あるいは「配位子として働く陰イオン錯体」)を配位させることにより二核錯体をより多核構造へと拡張することができる。フェノール性二核化大環状配位子により得られる二核金属錯体([M
2(L)]
n+M=Fe
3+,Cu
2+)と架橋配位子であるオキソイオン(O
2-),そして架橋性金属錯体配位子として三方向への架橋配位が可能なトリオキサラトクロム(III)錯体([Cr(ox)
3]
3-),あるいは六方向への架橋配位が可能なヘキサシアノコバルト(III)錯体([Co(CN)
6]
3-)を組み合わせることで得られた四核錯体,八核錯体,そして2次元ネットワーク型配位高分子の構造と性質を紹介する。