抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,(株)D-Processが開発したMEMS用CMPスラリーを例にMEMS-CMP技術の現状と課題を解説した。MEMSデバイスにおける加工対象は,半導体LSIデバイスにおける加工対象よりも範囲が広く,既存の半導体CMPスラリーでは,これらに対応することは加工速度や加工選択比の確保の点から困難であるため,各材料に対応した新規スラリーが求められている。(株)D-procesでは各材料に合わせて加工速度や加工選択比などを調整できるように自社でスラリーの設計を行っている。スラリーの組成,たとえば砥粒,添加剤種,濃度を調整することにより,加工選択比などの各種特性を調整することができる。また,CMPプロセスの開発事例として,複合材料の表面粗さを改善したCMPプロセスなどを紹介した。