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J-GLOBAL ID：201002260076965530   整理番号：10A0060564

ポリ塩素化ジベンゾ-p-ダイオキシン類,ポリ塩素化ジベンゾフラン類,及びダイオキシン様ポリ塩素化ジフェニル類の汚泥試料からの極性,及び非極性溶媒を用いる加圧液体抽出への抽出温度の影響

Effect of extraction temperature on pressurized liquid extraction of polychlorinated dibenzo-p-dioxins, polychlorinated dibenzofurans, and dioxin-like polychlorinated biphenyls from a sediment sample using polar and non-polar solvents

著者 (5件)： KISHIDA Masao (Res. Inst. for Environment, Agriculture, and Fisheries, Osaka Prefectural Government, 1-3-62 Nakamichi ...) ,  KISHIDA Masao (Environmental Management Div., Dep. of Environment, Agriculture, and Fisheries, Osaka Prefectural Government, 2-1-2 ...) ,  MAEKAWA Tomonori (Res. Inst. for Environment, Agriculture, and Fisheries, Osaka Prefectural Government, 1-3-62 Nakamichi ...) ,  MAEKAWA Tomonori (Tokyo Office, Osaka Prefectural Government, 2-6-3 Hirakawa-cho, Chiyoda-ku, Tokyo 102-0093, JPN) ,  BANDOW Hiroshi (Graduate School of Engineering, Osaka Prefecture Univ., 1-1 Gakuen-cho, Naka-ku, Sakai, Osaka 599-8531, JPN)
資料名： Analytica Chimica Acta  (Analytica Chimica Acta)
巻： 659  号： 1-2  ページ： 186-193  発行年： 2010年02月05日 
JST資料番号： A0394A  ISSN： 0003-2670  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ塩素化ジベンゾ-p-ダイオキシン類(PCDDs),ポリ塩素化ジベンゾフラン類(PCDFs),及びダイオキシン様ポリ塩素化ジフェニル類(DL-PCBs)の汚泥試料(認証対照材料:JSAC0431)からの同時加圧液体抽出(PLE)への抽出温度(150,175,及び200°C)の影響を調べた。6種の単独溶媒(トルエン,ジクロロメタン[DCM],ベンゼン,アセトニトリル,アセトン,メタノール)を抽出溶媒として用いた。それぞれの溶媒を用いるPLEによって得た結果をトルエンを用いたソックスレー抽出によって得た結果とを比べた。2,3,7,8-置換PCDDs,2,3,7,8-置換PCDFs,及びDL-PCBsにトルエンを用いたPLEの効率は,抽出温度の増加と共に増した。トルエンを用いたPLEによって得たPCDFs,PCDFs,及びDL-PCBsの回収率は,ソックスレー法による回収率と同等,又は劣った。一方,DCM,ベンゼン,アセトニトリルを用いたPLEによって得た回収率は,ソックスレー法による回収率と同等,又はすぐれていた。特に,ベンゼンを200°Cで用いたPCDFs,PCDFs,及びDL-PCBsの回収率は,それぞれ117±15,123±13,及び115±12%であった。アセトンとトルエンを用いるとき,テトラ-ヘキサCDDsとテトラ-ヘキサCDFsの回収率も抽出温度の増加と共に増した。特に,アセトンを用いて200°Cで得た2,3,7,8-テトラCDDと2,3,7,8-テトラCDFの回収率は,それぞれ181±21,及び167±14%であった。しかし,ヘプタCDDs,及び/又はオクタCDFへのPLEの効率はすべての試験温度で不十分であった。また,オクタCDD,及び/又はオクタCDFへのPLEの効率は,抽出温度の上昇と共に顕著に減少し,200°Cでの回収率は約40%であった。ヘプタCDF異性体がアセトンを200°Cで用いるPLEの過程で標準オクタCDFから生じることが見出され,高度塩素化DDs,及び/又はDFsの低い回収率はそれらの分解に起因することが示唆される。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *スラッジ ,  *ダイオキシン類 ,  *ポリ塩化ビフェニル ,  *酸素複素環化合物 ,  *芳香族塩素化合物 ,  *芳香族縮合化合物 ,  *溶媒抽出 ,  溶媒 ,  非極性溶媒 ,  温度依存性 ,  有機溶媒 ,  脂肪族ニトリル ,  脂肪族ケトン ,  脂肪族塩素化合物 ,  アルキルベンゼン ,  脂肪族アルコール ,  極性溶媒 ,  汚泥 ,  *ポリ塩化ジベンゾフラン ,  *汚染物質 ,  *複素環化合物 ,  *物質 ,  *残留性有機汚染物質
準シソーラス用語： *ポリ塩化ジベンゾフラン類 ,  *加圧液体抽出

分類 (2件)： 抽出  (CC01040H) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

物質索引 (5件)： アセトニトリル ,  アセトン ,  ジクロロメタン ,  トルエン ,  メタノール

タイトルに関連する用語 (10件)： 塩素化 ,  ジベンゾ-p-ダイオキシン ,  ポリ塩素化ジベンゾフラン ,  ダイオキシン ,  ジフェニル ,  汚泥 ,  試料 ,  極性 ,  非極性溶媒 ,  加圧液体抽出