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J-GLOBAL ID：201002260173696889   整理番号：10A1140140

FEMメッシュの切り方

著者 (2件)： 山田知典 (日本原子力研究開発機構) ,  河合浩志 (東大 大学院工学系研究科)
資料名： 精密工学会誌(CD-ROM)  (精密工学会誌論文集)
巻： 76  号： 11  ページ： 1244-1247  発行年： 2010年11月05日 
JST資料番号： F0268B  ISSN： 1348-8716  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本報ではシミュレーション技術に詳しくない設計者向けに,固体力学分野でのFEM利用を対象としてメッシュの自動生成技術の利用法について”メッシュの切り方”として解説した。主な内容項目を次に示した。1)概要:有限要素法(FEM)を代表とする計算機援用工学(CAE),3次元CADおよびCAD-CAE間の連携による安価でユーザーフレンドリーな統合シミュレーション環境の進展,2)FEMメッシュ切りの変遷:メッシュ切り方の変遷,内圧を受ける球殻の六面体メッシュ,複雑形状の四面体メッシュ分割例(外観,内部構造,上部固定ボルト穴付近のメッシュ),3)FEMメッシュの自動生成アルゴリズム:デローニー(Delaunay)法の要点と利用時の注意点,スライバー要素,初期三角形と第1点の追加,2次元でのデローニー法(新規節点の添加,新規接点を外接円に含む三角形の集合検索,三角形分割の更新),注意すべき点(スライバー要素のメッシュ生成,凹形状での特殊処理,新しく添加された節点を自らの外接円内に含むような既存の三角形メッシュ全体を集める処理),4)FEMメッシュの切り方:概要(2次元でのメッシュ生成の流れ(CADモデル,ポリゴンモデル,2次元メッシュ)など),経験的な自由度規模の見積もり,パラメトリックスタディの実施,メッシュ形状の評価(評価指標としてのアスペクト比など),粗密制御の例(き裂先端の表面メッシュ)など。

シソーラス用語： *CAD【計算機】 ,  *CAE【計算機】 ,  *有限要素法 ,  *格子形成 ,  解析モデル ,  自動化 ,  三角形分割 ,  要素分割 ,  数値解法 ,  計算機アルゴリズム ,  アスペクト比 ,  評価基準 ,  *3Dソリッドモデル
準シソーラス用語： 六面体メッシュ ,  自動生成 ,  Delaunay三角形分割 ,  評価指標

分類 (1件)： CAD,CAM  (JE10000A)

タイトルに関連する用語 (2件)： FEM ,  メッシュ