文献

J-GLOBAL ID：201002260227045048   整理番号：10A0880331

三点曲げおよび押込荷重下での超高分子量ポリエチレンの粘弾性挙動

Viscoelastic Behaviors of Ultrahigh Molecular Weight Polyethylene Under Three-Point Bending and Indentation Loading

著者 (2件)： DENG Meng (Rutgers Univ., New Jersey, USA) ,  UHRICH Kathryn E. (Rutgers Univ., New Jersey, USA)
資料名： Journal of Biomaterials Applications  (Journal of Biomaterials Applications)
巻： 24  号： 8  ページ： 713-732  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： T0291A  ISSN： 0885-3282  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本検討では,超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)材料の動的機械的性質および押込挙動に及ぼす温度,周波数,荷重レベル,試料形態,および走査速度の影響を調べた。その結果,荷重レベルはUHMWPEの動的機械的挙動にかなり影響しているとはいえ,温度と周波数が動的荷重へのポリマの応答を制御するのに大きな役割を果たしている,ことを示していた。本検討で調べた加熱速度は貯蔵弾性率および機械的損失係数には殆んど影響を示さなかった。全体の結果から,その実験条件がUHMWPEの動的機械分析(DMA)結果には重要な影響があるであろう,ことを示していた。押込検討からの結果から,押込荷重下でのUHMWPEの挿入深さが,温度,荷重レベルおよび試料形態によって可なり影響される,ことを示した。古典的な時間-温度重合せ(TTS)法を使って短期実験データに基づいて長期挙動を予測できた。ポリマー熱力学的過程と関連した活性化エネルギーが得られた。本検討で到達した結論は,材料科学者やバイオ材料研究者にとって有用であろう,それ故UHMWPE整形外科インプラントの性能改良に寄与するであろう。

シソーラス用語： *超高分子量ポリエチレン ,  *動的機械分析 ,  *固体的粘弾性 ,  *押込 ,  *医用工学 ,  *整形外科 ,  曲げ試験 ,  因子 ,  温度 ,  周波数 ,  荷重 ,  形態 ,  速度 ,  動荷重 ,  制御 ,  加熱速度 ,  動弾性係数 ,  係数 ,  長期予測 ,  活性化エネルギー ,  人工移植物 ,  生体埋込
準シソーラス用語： 影響因子 ,  応答制御 ,  三点曲げ試験 ,  走査速度 ,  損失係数 ,  貯蔵弾性率

分類 (3件)： 医用素材  (GA05040H) ,  ポリオレフィン  (YH07090L) ,  固体の機械的性質一般  (BL01021C)

タイトルに関連する用語 (3件)： 押込荷重 ,  高分子量ポリエチレン ,  粘弾性挙動