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J-GLOBAL ID:201002260250669016   整理番号:10A1149564

鋼鉄工場からの半乾燥煙道ガス脱硫灰の化学的特性と酸化特性

The chemical and oxidation characteristics of semi-dry flue gas desulfurization ash from a steel factory
著者 (4件):
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巻: 28  号: 10  ページ: 865-871  発行年: 2010年10月 
JST資料番号: H0970A  ISSN: 0734-242X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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鉄鋼工場と発電所において半乾燥煙道ガス脱硫灰(半乾燥FGD灰)を採取し,その物理的ならびに化学的特性を調査した。鉄鋼工場と発電所から採取したFGD灰をそれぞれ0,30,60,90,120,180日間エージングした。測定項目は走査型電子顕微鏡による観察とX線回折分析,熱重量・示差熱分析,寸歩測定で,測定結果から応答局面法で酸化効率を求めた。その結果,鉄鋼工場から採取された半乾燥FGD灰は大気条件で安定していた。その形状は不規則であり,滑らかな表面と緩い構造を持っていた。粒子サイズは0.5~25μmで,平均サイズは約5μm,直径の中央値は4.18μmであった。発電所から採取されたFGD灰の粒子サイズは5.85~26.17μmで,直径の中央値は8.54μmであった。鉄鋼工場から採取された半乾燥FGD灰は主として亜硫酸カルシウム,硫酸カルシウム,炭酸カルシウム,非晶質のガラス状物質,未燃焼の炭素で構成されていた。応答局面法による半乾燥FGD灰の酸化効率を求めたところ,温度のみならず,ガス-固体比が酸化効率に重要な役割を果たしていると結果を得た。本論文で提案した応答局面モデルは半乾燥FGD灰の酸化効率の記述に有用であるとの結論を得た。
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
産業排ガス処理  ,  鉄鋼製造一般  ,  無機物質中の元素の物理分析 

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