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J-GLOBAL ID:201002260287713112   整理番号:10A0879041

2009年サモア-トンガ巨大地震は双子地震の引き金となった

The 2009 Samoa-Tonga great earthquake triggered doublet
著者 (6件):
資料名:
巻: 466  号: 7309  ページ: 964-968  発行年: 2010年08月19日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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地震マグニチュードが8以上という大地震は,テクトニック・プレートの境界で岩塊が急激にすべる現象を伴うことが多い。そのようなプレート境界の破壊によって,動的応力と静的応力が変化し,その近くでプレート内余震が活発化する。これは,沈み込み帯逆断層大地震において海側海溝斜面でよく観測される現象である。本論文で扱う地震活動は,海溝斜面で起きたプレート内大地震が広範なプレート間断層運動の引き金となったまれな例を含んでおり,典型的な発生パターンと逆になっていて,地震と津波による被害を拡大させた。2009年9月29日に,トンガ沈み込み帯北端の海溝外側斜面で起きたモーメントマグニチュード8.1の正断層地震の発生から2分以内に,モーメントの総計がモーメントマグニチュード8.0の2つ目の地震に匹敵する2個の大きなプレート境界低角逆断層地震(共にモーメントマグニチュード7.8)が発生し,近くの沈み込み帯巨大逆断層を破壊した。集合的な断層運動によって津波が発生し,局所的には高さが約12メートルに達して,サモア,米領サモアおよびトンガでは192人にも上る犠牲者を出した。地震波が重なり合ったために,50キロメートル以上離れた個々の断層が異なる形態で破壊した事実は不明瞭になり,誘発された逆断層地震のみが,詳細な地震波解析によって明らかになった。トンガ沈み込み帯北部の広い地域にわたって,広範なプレート内およびプレート間余震活動が活発化した。Copyright Nature Publishing Group 2010
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分類 (1件):
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地震活動 

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