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J-GLOBAL ID:201002260299678703   整理番号:10A0643306

事業リスク管理への動的モデルの適用

Application of Dynamic Model to Business Risk Management
著者 (3件):
資料名:
号: 53  ページ: 92-100  発行年: 2010年05月31日 
JST資料番号: S0866A  ISSN: 1347-4812  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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企業が持続的成長を実現するためには,事業モデルを創出し,新事業の実行と定着を図り,最終的に事業を安定化させ,効率化をめざすことが必要である。これらの各段階で,事業リスク管理に求められる内容は異なる。事業リスク管理を組織で円滑かつ効率的に行う上では,事業モデルの共有,マネジメント対象の特定とマネジメント移行の判断,マネジメントの引き継ぎといった課題が存在する。そこで,筆者らは事業モデルを可視化し,事業関係者,業務機能,経営資源の連関を表現するバリューチェーンアプローチにより,これらの課題を解決することを提案する。本アプローチでは,バリューチェーンの構造化技法にシステムダイナミクスを活用し,リスクの定量評価が可能な動的モデルを構築する。動的モデルの構築により事業構造を集合知化し,事業環境の変動をシミュレートすることで,その影響波及を定量的に把握できる。ロジスティクス,事業管理に必要な情報の伝達,資金等の流れを動的に表現し,事業計画にもとづくシミュレーションや,実績にもとづく計画の修正・運用管理を実現することで,事業リスク管理を支援する。本稿では,これらを具体的に,価格決定戦略の評価,事業収益の評価,事業継続計画の策定での事業影響評価へ適用した概要を紹介する。(著者抄録)
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分類 (1件):
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経営工学一般 
引用文献 (5件):
  • ビジャイ・ゴビンダラジャン他著, 酒井泰介訳: 『戦略的イノベーション新事業成功への条件 (ハーバード・ビジネススクール・プレス) 』, ランダムハウス講談社 (2006).
  • マイケル・E・レイナー著, 櫻井祐子訳: 『戦略のパラドックス』, 翔泳社 (2008).
  • 古屋俊輔, 丸貴徹庸, 牛島由美子:「事業リスクのダイナミクス」『経営システム』Vol.19, No.6, 244-9(2010).
  • 島田俊郎編: 『システムダイナミックス入門』, 日科技連出版社 (1994).
  • Y.Ushijima, M.Terabe:“The Market’s Pricing Mechanism Simulation Based on System Dynamics and an Agent Model”, Proc. of APCOM’ 07-EPMESC XI (2007).
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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