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J-GLOBAL ID:201002260315466959   整理番号:10A1011451

[FeIII(F20-tpp)Cl]は熱的及びマイクロ波支援条件下,スルホニルと窒素源としてのアリールアジドを用いた飽和炭化水素のニトレン移動反応ならびにアミノ化反応に対して有効な触媒である(F20-tpp=meso-テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ポルフィリナートジアニオン)

[FeIII(F20-tpp)Cl] Is an Effective Catalyst for Nitrene Transfer Reactions and Amination of Saturated Hydrocarbons with Sulfonyl and Aryl Azides as Nitrogen Source under Thermal and Microwave-Assisted Conditions
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資料名:
巻: 16  号: 34  ページ: 10494-10501  発行年: 2010年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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[FeIII(F20-tpp)Cl](F20-tpp=meso-テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ポルフィリナートジアニオン)がスルホニルと窒素源としてのアリールアジドを用いたイミド/ニトレン挿入反応に対して有効な触媒であることを見いだした。2モル%の触媒濃度で1,2-ジクロロエタン溶媒を用い,還流しながら(熱反応),以下の反応について好結果を得た: アリール及びアルキルアルケンのアジリジン化(16例,収率60~95%),スルフィドのスルフィミド化(11例,収率76~96%),α-メチルスチレンのアミド化/アミノ化(15例,収率68~83%),飽和C-H結合及びシクロアルカン類とアダマンタンのC-H結合のアミノ化(8例,64~80%)。これらの反応をマイクロ波照射下で行うと,転換率,収率はほとんど変わらず,反応時間が短縮されることが分かった(最大1/16(24~48hから1.5~6hまで短縮))。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
鉄の錯体  ,  有機化学反応一般  ,  均一系触媒反応 

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