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J-GLOBAL ID:201002260324364859   整理番号:10A0391258

ニューヨークにおける数年にわたるPM2.5炭素の1時間測定値:日変化,週日変化及び季節的パターン

Multi-year hourly PM2.5 carbon measurements in New York: Diurnal, day of week and seasonal patterns
著者 (5件):
資料名:
巻: 44  号: 16  ページ: 2043-2053  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ニューヨーク市のSouth BronxのサイトからのM2.5元素状炭素(EC)と有機炭素(OC)の多年にわたる1時間毎の測定値を用いて日変化,週日変化及び季節的パターンを調べた。また1時間毎の炭素の測定から,圧倒的に冬季に発生する突発的なECスパイクに関する時間分解情報が与えられる。さらに,1時間毎のECとOCデータを用いて,二次有機エアロゾル生成についての情報が提供される。月平均のEC濃度は0.5~1.4μg/m3の範囲であり,これに,主に11月から3月に観測される数μg/m3のピーク1時間値が加わる。ECの平均濃度は週末には週日(月~金)に比較して低くなる(土曜日は27%,日曜日は38%低い)。週日/週末差は夏の間により顕著であり,冬には目立たない。年間を通して,ECはNOXと同様な日変化を示し,朝の通勤時間(7~10AM EST)に際立ったピークを示す。これらのパターンからECは地域の移動エミッション源により影響を受け,これに冬季にはスペースヒーターからのエミッションが加わる。ECはブラックカーボン(BC)と顕著に相関しているが,BC/ECには顕著な季節的勾配があり,夏のBC濃度はECよりも約2倍大きい。OC濃度の月平均は1.0~4.1μg/m3の範囲であり,主に夏あるいは冬に7~11μg/m3の1時間最大値が伴う。OC濃度は一般にPM2.5の全質量及びエアロゾル硫酸塩,それに冬季にNOXと相関する。OCは特に週日依存性はない。OCの日変化パターンはOCがECとNOXを追跡する冬季を除いてはECのそれと異なっており,このことから,都市サイトでは局所的な一次エミッションが冬季にはCOに顕著な寄与をすることが示される。平均して,二次有機エアロゾルは冬季にはOCの40~50%,夏季には63~73%の寄与をしていると推定される。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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気圏環境汚染  ,  粒状物調査測定  ,  都市問題,都市防災 
タイトルに関連する用語 (5件):
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