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J-GLOBAL ID:201002260343587443   整理番号:10A0876407

生物医学的な応用に向けてその特性を改良するための低圧プラズマによるポリジメチルシロキサン表面改質

Poly(dimethyl siloxane) surface modification by low pressure plasma to improve its characteristics towards biomedical applications
著者 (7件):
資料名:
巻: 81  号:ページ: 20-26  発行年: 2010年11月01日 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ポリジメチルシロキサンエラストマ(PDMS)は,生体適合材料として広く使用されている。しかしながら,PDMSは非常に疎水性で,いくつかの細菌および酵母菌によって容易にコロニーをつくられる。その結果として,その濡れ性を改善し細菌付着を低減するために表面改質が使用されてきた。この研究の目的は,その親水性および細菌細胞反発を改善し生体適合材料として使用されるためにPDMS表面を改質することであった。プラズマを用いてPDMS表面を活性化し,その結果として界面活性剤,Pluronic F68,あるいはポリマー,ポリエチレングリコールメチルメタクリラート,PEGMAの付着を促進させた。接触角測定,X線光電子分光法(XPS)および原子間力顕微鏡法(AFM)によって,裸のPDMS,アルゴンプラズマ活性化されたPDMS,Pluronic F68で被覆されたPDMSおよびPEGMAグラフトPDMSを特性評価した。血栓症および溶血効力検定によって,材料の血液融和性への表面改質の影響を評価した。マウス大食細胞に対してこれらの材料の細胞毒性を試験した。改質後に,AFM結果は表面での別個の層の存在を示し,接触角測定によって親水性の増大が観測された。XPS分析は,改質の結果として表面での酸素含有量の増大を示した。すべての研究した材料が毒性は示さず,非溶血性あるいはあるケースでわずかに溶血性であることが分かった。その結果,プラズマがPDMS表面改質のための有効な技術であることが分かった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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高分子固体のその他の性質  ,  固-液界面  ,  細胞生理一般 

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