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J-GLOBAL ID：201002260374455383   整理番号：10A0093415

柱梁部分モデルのエレクトロスラグ溶接部の破壊性状に関する研究

著者 (7件)： SONG Yong Hun (川岸工業 千葉第一工場) ,  下川弘海 (JFEスチール) ,  石井匠 (JFEスチール) ,  鈴木孝彦 (新日鉄) ,  萱森陽一 (新日鉄 鉄鋼研) ,  原田幸博 (千葉大 工) ,  森田耕次 (東京電機大)
資料名： 鋼構造論文集  (Steel Construction Engineering)
巻： 16  号： 64  ページ： 49-63  発行年： 2009年12月25日 
JST資料番号： L5269A  ISSN： 1880-9928  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： エレクトロスラグ溶接(ESW)は,建築の高層化に伴って需要が急増している溶接組立箱型断面柱の製作において,柱スキンプレートと内ダイアフラムとの接合に採用されている。ESWは高能率な溶接方法である反面,熱影響部での破壊靭性の低下や応力集中,脆性的破壊などに対する懸念がある。当研究では筆者らがこれまでに行ってきたESW部に関する諸研究に引続き,継手耐力とESW部の破壊靭性との関係,ESW部の最大主応力と破壊靭性との関係及びESW部の破壊に及ぼす影響を分析することを目的とした。柱スキンプレートの引張力を一定とし,試験温度を変数とした仕口部分モデル2軸載荷実験及び三次元弾塑性有限要素法解析,柱軸力比及び溶け込み形状をパラメータとしたFEM解析によるケーススタディも実施した。

シソーラス用語： *柱梁接合部 ,  *エレクトロスラグ溶接 ,  破壊モード ,  破壊強さ ,  箱形断面 ,  柱 ,  溶接継手 ,  *引張試験 ,  補強部材 ,  *溶込 ,  深さ ,  脆性破壊 ,  塑性変形 ,  靱性 ,  有限要素法 ,  解析モデル ,  応力歪特性 ,  軸力 ,  応力分布 ,  歪分布 ,  主応力 ,  溶接部 ,  荷重-変形関係
準シソーラス用語： ガセットプレート

分類 (2件)： 溶接技術  (WC07030G) ,  金属構造  (RA04050W)

引用文献 (12件)：

• 秋山宏, 山田哲, 松本由香, 竹内徹, 杉本浩一: 鋼構造柱梁改良接合部の終局耐震性に関する実大振動実験, 日本建築学会構造系論文集, No.551, pp. 141-148, 2002, 1
• 鈴木孝彦, 下川弘海, 宋勇勲, 石井匠, 藤澤一善, 島貫広志, 萱森陽一, 一戸康生, 藤原一成, 田渕基嗣, 岡本晴仁, 森田耕次: エレクトロスラグ溶接部の破壊性状に関する研究その1~その6, 日本建築学会大会学術講演梗概集 (北海道) 構造II, pp. 581-586, 2004.8, 日本建築学会大会学術講演梗概集 (近畿) 構造II, pp. 837-842, 2005.9
• 下川弘海, 宋勇勲, 鈴木孝彦, 一戸康生, 藤原一成, 田渕基嗣, 岡本晴仁, 森田耕次: エレクトロスラグ溶接部の破壊性状に関する研究, 日本鋼構造協会鋼構造論文集, Vol.12, No.46, pp. 7-18, 2005.6
• 下川弘海, 寺田慎平, 萱森陽一, 石井匠, 鈴木孝彦, 田渕基嗣, 岡本晴仁, 中込忠男, 森田耕次: エレクトロスラグ溶接部の破壊性状に関する研究その7~その11, 日本建築学会大会学術講演梗概集 (関東) 構造II, pp. 565-568, 2006.9, 日本建築学会大会学術講演梗概集 (九州) 構造II, pp. 783-788, 2007.8
• 萱森陽一, 鈴木孝彦, 下川弘海, 田渕基嗣, 中込忠男, 森田耕次: エレクトロスラグ溶接部の破壊性状に関する研究その12~その13, 日本建築学会大会学術講演梗概集 (九州) 構造II, pp. 789-790, 2007.8, 日本建築学会大会学術講演梗概集 (中国) 構造II, pp. 997-998, 2008.8

タイトルに関連する用語 (6件)： 柱 ,  梁 ,  モデル ,  エレクトロスラグ溶接 ,  破壊性状 ,  研究