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J-GLOBAL ID：201002260396154646   整理番号：10A0769043

脳で発現する新しいヒトリボフラビン輸送体hRFT3の同定と機能特性の比較

Identification and Comparative Functional Characterization of a New Human Riboflavin Transporter hRFT3 Expressed in the Brain

著者 (6件)： YAO Yoshiaki (Kyoto Univ. Hospital, Kyoto, JPN) ,  YONEZAWA Atsushi (Kyoto Univ. Hospital, Kyoto, JPN) ,  YOSHIMATSU Hiroki (Kyoto Univ. Hospital, Kyoto, JPN) ,  MASUDA Satohiro (Kyoto Univ. Hospital, Kyoto, JPN) ,  KATSURA Toshiya (Kyoto Univ. Hospital, Kyoto, JPN) ,  INUI Ken-ichi (Kyoto Univ. Hospital, Kyoto, JPN)
資料名： Journal of Nutrition  (Journal of Nutrition)
巻： 140  号： 7  ページ： 1220-1226  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： E0050A  ISSN： 0022-3166  CODEN： JONUA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 筆者らは最近ヒトリボフラビン輸送体(hRFT)1および2に続き,hRFT3を同定し,機能的特性を調べた。hRFT3のhRFT1および2とのアミノ酸配列同一率は86.7%および44.1%であった。リアルタイムPCR法でhRFT1 mRNAは胎盤と小腸,hRFT2 mRNAはこう丸に多く発現していたが,hRFT3 mRNAは脳と唾液線に多く発現していた。HEK293細胞に各hRFTのcDNAをトランスフェクションして[³H]リボフラビンのhRFTによる取り込みを調べた結果,hRFT1,2,3のみかけのミカエリス-メンテン定数はそれぞれ1.38,0.98,0.33μmol/Lで,リボフラビン取り込みに細胞外のナトリウムおよび塩素イオン濃度は関係なかったが,hRFT2のみ細胞外pHが5.4から8.4になると取り込みが減少した。hRFT3は脳のリボフラビンホメオスタシスに重要な役割をすると考えられる。

シソーラス用語： *膜タンパク質 ,  同定 ,  脳 ,  遺伝子発現 ,  mRNA ,  PCR法 ,  ビタミンB群 ,  取込 ,  HEK293細胞 ,  標識法 ,  生体内分布 ,  ホメオスタシス ,  単離 ,  窒素複素環化合物 ,  ウレア化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  ポリオール ,  リアルタイムPCR法
準シソーラス用語： hRFT1 ,  hRFT2 ,  *hRFT3 ,  *ヒトリボフラビン輸送体 ,  リアルタイムPCR

分類 (2件)： ビタミンB群  (EB07030L) ,  細胞膜の輸送  (EF04020R)

物質索引 (1件)： リボフラビン

タイトルに関連する用語 (7件)： 脳 ,  発現 ,  ヒト ,  リボフラビン ,  輸送体 ,  同定 ,  機能特性