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J-GLOBAL ID：201002260404534267   整理番号：10A0400700

太陽電池《太陽電池用ターゲット材の最前線》多層化でIR光の透過率向上が課題に 需要拡大に備え付加価値向上も模索

著者 (1件)： 北原亮
資料名： Electronic Journal  (Electronic Journal)
号： 193  ページ： 110-111  発行年： 2010年04月15日 
JST資料番号： L5481A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 太陽電池用ターゲット材の最前線の動向について解説した。薄膜太陽電池ではFPDと同様,スパッタによる成膜工程が多く,ターゲット材が数多く使用される。薄膜Si太陽電池では,裏面金属電極のAgやAlなどのピュアメタル,金属電極と薄膜Si層の間に使用される透明電極(TCO),タンデム型ではa-Si/微結晶Siの中間層にTCOが使用されている。TCOで課題になっているのが赤外(IR)光の透過率向上である。現在ターゲット材が光吸収層で使用されるケースはCIGS太陽電池のみである。従って,ターゲット材の付加価値も高い。CIGS層の形成には,多源同時蒸着法とセレン化/硫化法が量産で採用されている。このうち,ターゲット材が使用されるのはセレン化/硫化法である。

シソーラス用語： *太陽電池 ,  *多層構造 ,  *光透過 ,  赤外線 ,  *ターゲット ,  透過率 ,  *付加価値 ,  インジウム化合物 ,  ガリウム化合物 ,  セレン化物 ,  銅化合物
準シソーラス用語： CIGS ,  ターゲット材

分類 (1件)： 太陽電池  (NC03084O)

タイトルに関連する用語 (8件)： 太陽電池 ,  ターゲット材 ,  多層化 ,  IR光 ,  透過率 ,  需要 ,  拡大 ,  付加価値