抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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代表的な柔粘性結晶リチウム塩電解質:スクシノニトリル(SN)-過塩素酸リチウム(LiClO
4)のイオン輸送に影響を及ぼす水分と熱履歴の重要な問題が議論される。特定の温度におけるSNにある高いリチウム塩量(~1M)の電解質のイオン伝導率は,trans-gauche異性体現象とイオン会合(溶媒和)によって影響を及ぼされることが知られており,これはプラスチック溶剤の2つの最も重要な固有パラメータである。本研究では,水分と熱履歴の両方が1M LiClO
4-SN電解質のイオン伝導率の増進に影響を及ぼす。システマチックに観察することで,各種量における,水の存在が電解質中でイオン対解離を促進するのを明らかにする。微量(1-15ppm)の水分はがtrans-gauche異性体現象に影響しないが,多量(5500ppm)の水の存在はSNの可塑性を水没させる。異なった熱プロトコルで電解質を処理すると,トランスだけ濃度が増進した。これは興味深い結果である。なぜなら,最適化されたセットの外部のパラメータで簡単で有効的に溶媒和のtrans-gauche異性体特性を制御できるからである。様々なサンプルのイオン伝導率の観測は,プラスチックの特徴的な異性体の変化と中間IR領域のイオン会合バンドと熱的研究から得られた正常結晶転移温度ピークから説明された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.