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J-GLOBAL ID：201002260509838164   整理番号：10A1120848

粉末積層成形型による鋳鉄鋳物の迅速鋳造プロセス

Rapid Casting Process Using 3D-printing Molds for Iron Castings.

著者 (3件)： 戸羽篤也 (北海道総合研究機構 工試) ,  稲野浩行 (北海道総合研究機構 工試) ,  平野繁樹 (北海道総合研究機構 工試)
資料名： 北海道立総合研究機構工業試験場報告  (北海道立総合研究機構産業技術研究本部工業試験場報告)
号： 309  ページ： 105-113  発行年： 2010年08月31日 
JST資料番号： F0674A  ISSN： 2189-1230  CODEN： HOKSA9  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 粉末積層成形技法によって製作した鋳型・中子を使用する迅速鋳造プロセスは模型や木型を必要とせず,従来の鋳造法に比べて型製作費用の低減,工期の短縮などの優位性が期待される。インクジェット式積層成形装置は装置価格,成形体の製造コストともに安価であるが,現行の粉末材料の耐熱性が低いため,アルミ合金などの低融点金属にしか適用できなかった。そこで,鋳鉄等の高融点金属材料の鋳造にも耐える高耐熱性粉末材料および成形用水性硬化剤の開発を行い,インクジェット式粉末成形技法による迅速鋳造プロセスヘの適用可能性を評価した。(著者抄録)

シソーラス用語： *積層成形 ,  粉体 ,  *鋳鉄 ,  *鋳物 ,  形態 ,  噴流 ,  ポリビニルピロリドン ,  かんらん石 ,  浸透率 ,  水ガラス ,  容積重 ,  *鋳型【鋳造】 ,  球状黒鉛鋳鉄 ,  水溶性 ,  *鋳造 ,  *造型 ,  高融点金属 ,  耐熱性 ,  硬化剤 ,  インクジェット印刷 ,  粘度調整剤 ,  鋳物砂 ,  *砂型
準シソーラス用語： FCD450 ,  インクジェット ,  オリビン ,  かさ密度 ,  *ラピッドプロトタイピング【造形】 ,  三次元形状 ,  *迅速鋳造 ,  水性硬化剤

分類 (1件)： 鋳型材料,造型  (WC01020F)

引用文献 (7件)：

• 戸羽篤也;「RP技術を利用した鋳物製造プロセス」, 日本鋳造工学会北海道支部会報No.132 ( 2006.6)
• 戸羽篤也, 安田星季, 岩越睦郎;「迅速型成形技術を利用した鋳物製造プロセス」, 北海道立工業試験場報告No.305 (2006.8)
• 戸羽篤也, 安田星季, 和田晴司, 清水一道, 桃野 正, 津村 治, 沖野美佐男;「粉末RP成形体を利用した鋳物づくり」, 日本鋳造工学会第149回全国講演大会講演概要集 (2006.10)
• 戸羽篤也, 安田星季, 和田晴司;「粉末積層成形鋳型による鋳物製造プロセス」, RP産業協会会第31回ラピッドプロトタイピングシンポジウム講演概要集 (2007.7)
• 戸羽篤也;「粉末RP鋳型による超迅速鋳物づくり技術の開発」, 外部資金活用研究 (平成19年度シーズ発掘試験研究) 報告書 (2008.3)

タイトルに関連する用語 (5件)： 粉末 ,  成形型 ,  鋳鉄 ,  鋳物 ,  鋳造プロセス