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J-GLOBAL ID:201002260566719015   整理番号:10A0165969

アルカリ性条件におけるMg含有鉱物形成中のヒ素の取込み

Incorporation of arsenic during the formation of Mg-bearing minerals at alkaline condition
著者 (7件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 230-237  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: T0533A  ISSN: 0892-6875  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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高炉スラグや石炭フライアッシュなどのアルカリ性廃棄物の化学的風化における毒性アニオンの放出は,公衆衛生と環境に対して深刻な問題を提示している。この研究は,そのような条件でのMg含有鉱物によるヒ酸塩の安全な除去とカプセル充てんを理解するために,アルカリ性のpH条件でMg-Si-Al系に形成されたMg含有鉱物に対するヒ酸塩の収着挙動を調べた。鉱物とヒ素との関連性を理解するために,収着実験を鉱物形成中と鉱物形成後に行い,リン酸塩含有溶液を用いる浸出試験を実施した。その結果ブルーサイト(Mg(OH)2),ハイドロタルサイト(Mg6Al2(CO3)(OH)16 4(H2O))および蛇紋岩(MgSi2O5(OH)4)には,ヒ酸塩鉱物の高い取込み能力があることが分かった。しかしながら,ヒ素の取込みは高Al含有ハイドロタルサイトと蛇紋鉱物の形成の際に観察されただけであり,それは高温において促進された。このことは,高反応性のアルカリ性の廃棄物の孔隙水化学を制御することによって,アルカリ性条件のMg含有鉱物によるヒ素の非可逆的な固定を期待できることを意味している。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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