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J-GLOBAL ID：201002260597752592   整理番号：10A1116671

ヘミシアニン染料によって染色した絹織物に関する研究

Studies on silk fabric dyed with a hemicyanine dye

著者 (8件)： QIN Chuanxiang (National Engineering Lab. Modern Silk, Jiangsu, CHN) ,  QIN Chuanxiang (Soochow Univ., Jiangsu, CHN) ,  CHEN Dawei (Soochow Univ., Jiangsu, CHN) ,  TANG Ren-Cheng (Soochow Univ., Jiangsu, CHN) ,  HUANG Yanlin (Soochow Univ., Jiangsu, CHN) ,  WANG Xiaomei (Soochow Univ., Jiangsu, CHN) ,  CHEN Guoqiang (National Engineering Lab. Modern Silk, Jiangsu, CHN) ,  CHEN Guoqiang (Soochow Univ., Jiangsu, CHN)
資料名： Coloration Technology  (Coloration Technology)
巻： 126  号： 5  ページ： 303-307  発行年： 2010年 
JST資料番号： C0357A  ISSN： 1472-3581  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヘミシアニン染料DHEASPBr-C₄で絹織物を染色することによる蛍光その他の光学的性質の付与について検討した。pH4-7に調整したヘミシアニン染料を含む染浴に絹織物を浸漬し,20°Cから100°Cに昇温する間に染色した。対照として市販カチオン蛍光染料であるイエロー X-10GGFで染色した。これらの染色布について可視-紫外分光分析,染色性(K/S値),蛍光強度及び染色堅牢度を測定した。ヘミシアニン染料の場合,pH6で最大の染着量を示したが,pHが高いほど染めむらが大きく,絹繊維強度が低下するのでpH3.5-5.2が望ましかった。一方pH2.16以下では紫外吸収スペクトルに変化を生じた。ヘミシアニン染料の場合は染浴濃度が高くなると共に染色布の色調がイエローからオレンジに変化するのに対し,対照染料の場合はグリーンからイエローグリーンに変化した。

シソーラス用語： *絹織物 ,  染色 ,  シアニン染料 ,  蛍光染料 ,  *蛍光 ,  *染色性 ,  吸収係数 ,  光散乱 ,  放射強度 ,  染色堅ろう度 ,  pH依存性 ,  染めむら ,  繊維特性
準シソーラス用語： K/S値 ,  *ヘミシアニン染料 ,  蛍光強度 ,  染着性

分類 (2件)： 浸染,捺染  (YM06040Q) ,  染色からみた染料  (YM06050B)

物質索引 (2件)： 2-[2-オキソ-7-(ジメチルアミノ)-2H-1-ベンゾピラン-3-イル]-1,3-ジメチル-1H-ベンゾイミダゾール-3-イウム・クロリド ,  1-ブチル-4-[2-[4-[ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]フェニル]エテニル]ピリジニウム・ブロミド

タイトルに関連する用語 (4件)： シアニン染料 ,  染色 ,  絹織物 ,  研究