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J-GLOBAL ID：201002260655971330   整理番号：10A1148030

家庭から出る廃プラスチックの再資源化のあるべき姿

著者 (1件)： 小林彰一郎
資料名： 明日の食品産業  (Food Industry for Tomorrow)
巻： 2010  号： 11  ページ： 13-19  発行年： 2010年11月01日 
JST資料番号： L1826A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 使用済みプラスチックの再資源化手法は,材料リサイクル(MR;機械的再生法)のみならずケミカルリサイクル(CR),サーマルリサイクル(TR)などの選択肢があり,金属やガラス等の素材と異なる。またMRによってCR以上の環境影響低減効果を得るには,単一材質であることをはじめ複数の要件がある。従ってMRにふさわしい対象は,家庭からの廃プラスチックには複合素材や材質が多いことを考慮すれば,MRが可能なのはPETボトルや白色発泡トレイなどごく一部の商品に限られる。以上から,家庭廃プラスチックにおける再資源化手は,「材料リサイクル優先」に固執するのではなく,発生状況・対象物質の特性を勘案した環境影響の少ない経済的な方法を選択すべきである。

シソーラス用語： *家庭ごみ ,  *資源再生 ,  *高分子廃棄物 ,  プラスチック容器 ,  包装容器 ,  リサイクル ,  複合材料 ,  PETボトル ,  環境影響 ,  法規
準シソーラス用語： ケミカルリサイクル ,  サーマルリサイクル ,  高分子複合材料 ,  容器包装リサイクル法

分類 (3件)： 食品包装  (FJ02030B) ,  包装材料  (YH06030Q) ,  資源回収利用  (SC05060V)

タイトルに関連する用語 (3件)： 家庭 ,  廃プラスチック ,  再資源化