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J-GLOBAL ID:201002260739058761   整理番号:10A1006350

”裸の”金ナノ粒子:合成,キャラクタリゼーション,触媒的水素発生及びSERS

“Naked” Gold Nanoparticles: Synthesis, Characterization, Catalytic Hydrogen Evolution, and SERS
著者 (7件):
資料名:
巻: 114  号: 35  ページ: 14811-14818  発行年: 2010年09月09日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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従来,金ナノ粒子の懸濁液を作る方法としては,前駆体として四塩化金等の塩類を使用し,ホウ水素化物やクエン酸で還元する方法が多用されている。本研究では,Au(III)酸化物を前駆体を出発物質として使用してH2還元を行い,安定剤を添加せずに金ナノ粒子を生成する研究を行った。水または金化学種以外に外部成分を含まない懸濁金ナノ粒子の合成を銀粒子の合成と同一の経路にしたがって行った。銀の場合と同じように,金粒子の懸濁液は1価と推定される残留金イオンを含む。金ナノ粒子は効率よく単電子の高還元性ラジカルを分子状水素に転換し,残留金イオンは全て還元され,粒子表面に集積する過電位はかなりの速度で水素発生を可能にするほど十分に低い。プローブ分子のp-アミノチオフェノール(p-ATP)は表面増強Raman散乱(SERS)を用いると金粒子に吸着したp-ATPが容易に観察することができるが,p-ATPの増強のメカニズムは表面Raman増強の電磁的機構が主を占めている。プローブ分子の基底状態から金属-プローブ分子電荷移動状態を経由して最低励起状態への振動カップリングによって強く増強されるバンドは金属粒子からのSERSスペクトル中では非常に弱い。これは金粒子と銀粒子のスペクトルを比較すると明らかであり,仕事関数が銀に比べて金のほうが大きいことに原因が有る。
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分類 (2件):
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コロイド化学一般  ,  金属の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル 
物質索引 (1件):
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