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J-GLOBAL ID:201002260749632776   整理番号:10A0722443

様々な無機質混和材を含むセメント系複合材料の亀裂自己修復挙動

Crack Self-healing Behavior of Cementitious Composites Incorporating Various Mineral Admixtures
著者 (2件):
資料名:
巻:号:ページ: 171-186 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: L4974A  ISSN: 1346-8014  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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本研究は,コンクリート構造における亀裂抑制と耐用年数延長のための新方法として自己修復コンクリートを開発し適用することを目指す。この概念は,メンテナンスと修理のための直接費を節約することとは別で,間接費を低減(一般的に契約者によって歓迎される節約)するメンテナンスフリー方法の1つである。本研究において,地質材料を実用的な産業応用に使用する癒着コンクリートの自己修復現象を調査した。さらに,自己修復コンクリートをレディーミクストコンクリート工場内の生コンクリート車によって製造し,次に,人工の止水壁構造物と実際のトンネル構造の工事に使用した。結果は,コンクリートの亀裂が最大28日間の再養生まで大幅に自己修復されたことを示した。0.15mmの亀裂幅は3日間の再養生の後に自己修復し,7日間の再養生の後に亀裂幅は0.22mmから0.16mmまで減少した。その上,それは33日間でほぼ完全に自己修復された。この現象が主に膨張効果,拡張効果および再結晶化のために発生したことが判明した。これらの結果から,地質材料の適切な用量の利用には,トンネルなどの地下土木インフラストラクチャの漏水における亀裂発生コンクリートの新しい補修方法の1つとして高い可能性があると考えられる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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モルタル,コンクリート  ,  コンクリート工事 
引用文献 (11件):
  • Ahn, T. H.(2008).“Development of self-healing concrete incorporating geo-materials: A study on its mechanism and behavior in cracked concrete.” Ph. D. dissertation, Department of Civil Engineering, The University of Tokyo, Japan.
  • Ahn, T. H. and Kishi, T.(2007).“1st International conference on self-healing materials.” Conference Review, Magazine of Korea Concrete Institute (KCJ), 14(4), 82-85.
  • Ahn, T. H. and Kishi, T.(2008).“The effect of geomaterials on the autogenous healing behavior of cracked concrete.” Proceeding of 2nd ICCRRR2008, Cape town, South Africa, 235-240.
  • Ahn, T. H. and Kishi, T.(2009).“New method as the self-healing design to repair cracks in cracked concrete.” 4th International Conference on Construction Materials: Performance, Innovations and Structural Implications, Nagoya, Japan, 1339-1346.
  • Breugel, K. V.(2007).“Is there a market for selfhealing cement-based materials?” Proceedings of the 1st International Conference on Self-Healing Materials, Delft, Netherlands, 18-20 April.
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