抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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自動車産業の部品の軽量化,高精度化,コスト低減などの技術課題に対応するため,高精度な温間や冷間鍛造技術が求められている。本稿ではこれらの技術として,プレス鍛造とフォーマー鍛造の事例を取上げ解説した。プレス鍛造では,閉そく鍛造,背圧付加鍛造,分流鍛造による歯形鍛造品を,また,弾性変形を利用した成形技術として,成形時の金型の弾性変形量を制御し,軸部のバリレス化と真円度の高精度化によるネットシェイプ整形軸付き鍛造部品を取上げた。高精度フォーマー鍛造によるつば付鍛造品では,後加工の研磨工程の省略を可能とした。また,鍛造品のコスト低減には,金型寿命向上(金型材料の開発)が重要な課題である。