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J-GLOBAL ID：201002260795078007   整理番号：10A0103170

Snowdrift 吹雪障害を防止する防雪柵

著者 (3件)： 高井和紀 (北見工大) ,  小畑芳弘 (北見工大) ,  坂本弘志
資料名： ながれ  (日本流体力学会誌)
巻： 28  号： 6  ページ： 469-476  発行年： 2009年12月25日 
JST資料番号： Y0082A  ISSN： 0286-3154  CODEN： NRRGAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 積雪寒冷地における冬季道路の安全走行機能の確保は極めて重要であり,そのための方策の一つとして広く用いられている防雪棚について,特にその開発段階における流体力学との関わりに焦点をおいて総合的な解説を行った。冬季の道路における交通傷害の多くは吹雪による吹き溜まりの発生と視程の悪化により誘発される。このような障害を防止する上で防雪棚は大きな役割を果たしており,その形式には,吹き払い式,吹き止め式,および吹きだめ式の三つがあるが,特に全二者が主流となっている。これらの構造と特徴,および具体的施工例を解説するとともに,その開発段階で用いられる風洞や水槽によるモデル実験,数値シミュレーションによる解析,また流れの可視化や画像解析などによる実験データの解析について紹介した。

シソーラス用語： *吹雪 ,  自然災害 ,  *道路 ,  保全 ,  防災設備 ,  風洞試験 ,  模型試験 ,  流れの可視化 ,  画像分析 ,  計算機シミュレーション
準シソーラス用語： 機能保全 ,  *防雪棚

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

引用文献 (9件)：

• 日本建設機械化協会. 新編防雪工学ハンドブック. 1988, 101
• 前野紀一. 雪崩と吹雪. 2000, 188
• 坂本弘志. 吹雪障害防止のための翼形防雪板を有する新形防雪柵の研究開発 (第2報 翼形防雪板の空力特性). 日本機械学会論文集 (B編). 2001, 67, 653, 104-111
• 坂本弘志. 吹雪障害防止のための翼形防雪板を有する新形防雪柵の研究開発 (第1報 飛雪風洞による性能評価). 日本機械学会論文集 (B編). 2001, 67, 653, 95-103
• 坂本弘志. 吹雪障害防止のための防雪柵の開発とその性能評価 (吹き払い効果並びに視程の改善). 日本機械学会論文集 (B編). 1992, 58, 550, 2017-2023

タイトルに関連する用語 (3件)： 吹雪 ,  障害 ,  防雪柵