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J-GLOBAL ID:201002260839691941   整理番号:10A0672195

自然林における長期モニタリングの取り組み-台風後の光環境変化について-

Grappling of Long-Term Monitoring Program at Forest Reserve Area-Change of Light Condition after Typhoon-
著者 (8件):
資料名:
号: 44  ページ: 71-77  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: L3345A  ISSN: 0389-5246  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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北海道大学北方生物圏フィールド科学センター植物園の自然林の原植生はハルニレやエゾイタヤが優占する落葉広葉樹林であったが,近年はエゾイタヤが増加している。自然林は,2004年の台風により林冠ギャップが生じる大きな撹乱が起こり光環境が大きく変化したことから,2005年より撹乱後の二次遷移を把握するため,長期モニタリング調査を開始した。魚眼レンズによる空隙率調査と光量子束密度測定の年次変化は共に減少する結果となり,撹乱時に形成された林冠ギャップは徐々に閉じてきていることが確認された。また,林冠ギャップの縮小ともに光量子束密度,空隙率の値の減少率は緩やかになる傾向が示された。樹木実生調査は撹乱翌年の個体数が最も多く,樹種構成はいずれの年もエゾイタヤの実生が顕著に多くハルニレの実生は少ない結果だった。今後,遷移が進みさらに林内が暗くなることを考えると,耐陰性のあるエゾイタヤが優占を続け,かつての優占種であるハルニレは,増加しないことが予想された。(著者抄録)
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植物生態学 
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