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J-GLOBAL ID:201002260916604143   整理番号:10A0213509

身体に導かれる声道共鳴信号を用いた静粛音声強調

Silent-speech enhancement using body-conducted vocal-tract resonance signals
著者 (7件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 301-313  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: W1590A  ISSN: 0167-6393  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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聞こえない呟き(NAM)と呼ばれる弱い身体誘導型声道共鳴信号の物理的特徴と,これら信号を検出するために開発された3つのセンサの音響特徴について調べた。NAM信号は1kHzで50dB減衰する。即ち,この減衰は空気-身体伝送損失により30dB全範囲減衰と,身体内の音声伝搬損失による-10dB/オクターブスペクトル減衰から構成されている。これたの特徴は計測されたNAM信号のスペクトル特徴と一致する。これらのセンサは1kHzで-41~-58dB[V/Pa]の間の感度を持っており,検出された信号の平均SN比は15dBであった。これら調査に基づいて,以下の静粛音声強調システムを3種類開発した。それらは,1)有線ウレタン・エラストマーNAMマイクロホンを用いた弱い声道共鳴信号のシンプルな直接的増幅,2)無線ウレタン・エラストマー二重NAMマイクロホンを用いたシンプルな直感的増幅,3)統計的変換を用いた囁き音声に向けたソフトシリコンNAMマイクロホンによりセンシングされた弱い声道共鳴信号の変換,である。提案システムのフィールドテストを行い,音声障害者が身体伝導型声道共鳴信号を用いてバーバルコミュニケーションが可能になることを示した。聴取テストにより,理解可能な囁き音声に向けて弱い身体伝導型声道共鳴音が変換可能になることを示した。これらのシステムを用いて,音声障害者は,より少ない努力で音声通信を再度獲得することができるようになった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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人間機械系  ,  音声処理  ,  応用心理学 
タイトルに関連する用語 (4件):
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