銅錯体によるCO<sub>2</sub>からシュウ酸塩への電極触媒的転換

ANGAMUTHU Raja; BYERS Philip; LUTZ Martin; SPEK Anthony L.; BOUWMAN Elisabeth

文献

J-GLOBAL ID：201002260956307036 整理番号：10A0139740

銅錯体によるCO₂からシュウ酸塩への電極触媒的転換

Electrocatalytic CO₂ Conversion to Oxalate by a Copper Complex

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資料名：
巻： 327 号： 5963 ページ： 313-315 発行年： 2010年01月15日
JST資料番号： E0078A ISSN： 0036-8075 CODEN： SCIEA 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

空気中において二酸化炭素を自発的に捕捉し,選択的に酸化される二核銅(I)錯体について報告する。生成物はCO₂由来の2つの架橋シュウ酸基を持つ。配位子はHL[N-(2-メルカプトプロピル)-N,N-ビス(2-ピリジルメチル)アミン]であり,ニッケルを含むスーパーオキシドジスムターゼの生体模倣反応により合成した。銅(II)シュウ酸錯体をアセトニトリル中においてリチウム塩で処理することにより,シュウ酸リチウムが定量的に沈殿した。銅(II)錯体はその後ほぼ定量的に電気化学的に還元され,最初の二核銅(I)化合物を再生した。予備実験では,7時間のうちに-0.03V対通常の水素電極を用いて触媒サイクルを6回繰り返すことに成功し,12等量のシュウ酸塩を生成した。

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第11族,第12族元素の錯体 , 貴金属触媒 , 電気化学反応

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銅錯体によるCO2からシュウ酸塩への電極触媒的転換

銅錯体によるCO₂からシュウ酸塩への電極触媒的転換