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J-GLOBAL ID:201002261025133820   整理番号:10A0995461

グラフェンの構造や電界放出特性に対するアルカリ金属吸着の影響

Effects of alkali metal adsorption on the structural and field emission properties of graphene
著者 (9件):
資料名:
巻: 19  号: 11  ページ: 1377-1381  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: W0498A  ISSN: 0925-9635  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ここでは,第1原理密度関数理論計算を使用することで,グラフェンに吸着されたアルカリ金属原子の構造や電界放出特性について系統的に調べる。計算の結果は,グラフェンの六角形環の中心が最も安定な吸着サイトであり,グラフェン上のMulliken電荷の再分配をもたらすグラフェンへの電荷の付与によって,アルカリ金属原子はグラフェンに安定して留まれることを示す。また,グラフェンの電界放出特性に対するアルカリ金属原子吸着の影響についても調べるが,吸着の後に,グラフェンのイオン化傾向がより小さくなり,Fermi準位が増加する。さらに,グラフェン上のCs吸着が電界放出特性の増高のための最良の選択であると信じられる。吸着によって生じた状態密度やバンド構造の変化の視点で,増高した電界放出機構を分析した。今回の知見は,電界放出電子源材料としてグラフェンを利用でき,アルカリ金属原子の吸着は放出性能を向上させることができて,機能化グラフェン電子素子の設計に役立つのを示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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炭素とその化合物  ,  熱電子放出,電界放出 
タイトルに関連する用語 (4件):
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