文献

J-GLOBAL ID：201002261062416387   整理番号：10A0666811

抗グルココルチコイド誘発性腫瘍壊死因子受容体モノクローナル抗体による体液性及び細胞性免疫の亢進

Enhancement of humoral and cellular immunity with an anti-glucocorticoid-induced tumour necrosis factor receptor monoclonal antibody

著者 (10件)： PONTE Jose F. (Tolerx, Inc., MA, USA) ,  PONATH Paul (Tolerx, Inc., MA, USA) ,  GULATI Reema (Tolerx, Inc., MA, USA) ,  SLAVONIC Michael (Tolerx, Inc., MA, USA) ,  PAGLIA Michael (Tolerx, Inc., MA, USA) ,  O’SHEA Adam (Tolerx, Inc., MA, USA) ,  TONE Masahide (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  WALDMANN Herman (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  VAICKUS Louis (Tolerx, Inc., MA, USA) ,  ROSENZWEIG Michael (Tolerx, Inc., MA, USA)
資料名： Immunology  (Immunology)
巻： 130  号： 2  ページ： 231-242  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： H0768A  ISSN： 0019-2805  CODEN： IMMUAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 抗グルココルチコイド誘発性腫瘍壊死因子受容体(GITR)モノクローナル抗体2F8のアジュバント特性について検討した。2F8はマウスにおいて卵白アルブミン(OVA)に対する体液性免疫を亢進した。2F8のF(ab’)₂フラグメントもOVAに対する体液性免疫を亢進し,Fc-FcR相互作用を必要としないことを示唆した。2F8はインフルエンザ血球凝集素に対する体液性免疫も亢進した。抗原チャレンジ時に投与した2F8は抗原特異的に体液性免疫を亢進した。2F8は免疫反応をTh1型にシフトさせた。2F8はインフルエンザ血球凝集素に対する細胞性免疫を亢進した。2F8で処置したマウスは対照マウスより血球凝集素に対する中和抗体の産生が亢進していた。抗GITR抗体はアジュバントとして作用することを示した。

シソーラス用語： *TNF受容体 ,  *アジュバント ,  モノクローナル抗体 ,  血球凝集素 ,  抗体依存性免疫 ,  抗体産生 ,  マウス ,  細胞性免疫 ,  免疫グロブリンフラグメント ,  抗体価 ,  中和抗体
準シソーラス用語： *GITR

分類 (1件)： 抗原・抗体・補体の生産と応用  (ED04030W)

タイトルに関連する用語 (7件)： グルココルチコイド ,  腫瘍壊死因子 ,  受容体 ,  モノクローナル抗体 ,  体液 ,  細胞性免疫 ,  亢進