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J-GLOBAL ID:201002261136243811   整理番号:10A0500604

背景ノイズ・レベルが基底膜圧縮の挙動推定に齎す影響

Effects of background noise level on behavioral estimates of basilar-membrane compression
著者 (3件):
資料名:
巻: 127  号:ページ: 3018  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: C0249A  ISSN: 0001-4966  CODEN: JASMAN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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聴覚障害(HI)聴者は,健常な聴覚(NH)聴者よりも,音響心理タスクの能力が,不十分であることが多い。この様な欠点の一部は,閾値上音声処理の変化を反映している可能性があり,その他については,刺激の可聴性,及び,聴覚損失に関連した絶対閾値の上昇に起因している場合がある。NHの閾値を無音のHI聴者における閾値と同じとなるよう上昇させるために,マスキング・ノイズを使用できる。だが,この様なノイズには,正常な蝸牛内の基底膜の圧縮入出力関数といった周辺応答特性の変化を含む他の影響が含まれる場合がある。本調査では,順方向マスキング・パラダイムの進展を用い,NH聴者について,4kHz周波数信号でのある範囲の背景ノイズに渡り,挙動的に圧縮を推定した。ノイズ中の5dB,或いは,これを越える閾値の信号について,圧縮の推定に対する広帯域ノイズレベルの顕著な効果は,認められなかった。以上の知見から,広帯域ノイズでは,ノイズ中の閾値より上で提示した音に対する基底膜の圧縮応答が,顕著には変化しないということが示唆された。それ故,閾値等価ノイズ中のHI聴者とNH聴者の能力との類似性は,恐らく,NH聴者における閾値上刺激に対する基底膜応答の線形化によるものである。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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