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J-GLOBAL ID:201002261144479590   整理番号:10A0672738

NaBH4によって誘起されたAuナノ粒子の凝集の研究

Investigation of the NaBH4-Induced Aggregation of Au Nanoparticles
著者 (3件):
資料名:
巻: 26  号: 12  ページ: 9214-9223  発行年: 2010年06月15日 
JST資料番号: A0231B  ISSN: 0743-7463  CODEN: LANGD5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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クエン酸トリナトリウムを用いたHAuCl4の還元により直径17nmのクエン酸安定化金ナノ粒子(AuNP)を合成した。このAuNP分散溶液に1~12mMのNaBH4を加えると表面プラズモン共鳴ピークの極大波長(λmax)は,1mMまでは急激にブルーシフトしたが,1~9mMではわずかなシフトしかせず,9~12mMでは再びシフトの量は増加した。λmaxのこのようなブルーシフトはNaBH4によってAuNPに注入された電子数の増加によって解釈できた。また,NaBH4を添加するとAuNP上に吸着したクエン酸イオンの安定性に影響することが分かった。AuNP分散溶液に6mMのNaBH4を加えるとAuNPのゼータ電位は最初67%まで減少するが,注入された電子が放電すると88%まで回復した。ゼータ電位のNaBH4添加による減少と回復は,X線光電子スペクトルによる表面に吸着したクエン酸イオンの部分的脱着及び再吸着挙動の観測結果とよく一致した。AuNPからのクエン酸イオンの部分的脱着はAuNPの周りの異方性電荷分布をもたらすと考えられる。NaBH4添加量と溶液中の電解質濃度が増加するとAuNPは凝集して非最密充填凝集体を形成することが分かった。
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分類 (3件):
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物理的手法を用いた吸着の研究  ,  固体プラズマ  ,  無機化合物一般及び元素 
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