抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本報告書は,日本原子力研究開発機構の東海研究開発センター原子力科学研究所,高崎量子応用研究所,関西光科学研究所,青森研究開発センターむつ事務所及び那珂核融合研究所における放射線管理に関連する2008年度の活動をまとめたものである。放射線管理業務として,環境モニタリング,原子力施設及び放射線業務従事者の放射線管理,個人線量管理及び放射線管理用機器の維持管理等について記載するとともに,放射線管理に関連する技術開発及び研究の概要を記載した。放射線業務従事者の個人被ばく管理においては,保安規定等に定められた線量限度を越える被ばくはなかった。また,各施設から放出された気体及び液体廃棄物の量とその濃度は保安規定等に定められた放出管理目標値及び放出管理基準値を下回っており,周辺監視区域外における実効線量も保安規定等に定められた線量限度以下であった。原子力科学研究所放射線管理部の研究・技術開発活動においては,放射線管理の実務に関する技術開発の他,放射線標準施設棟(FRS)における中性子校正場の開発に関する研究等を継続実施した。(著者抄録)