文献

J-GLOBAL ID：201002261455976635   整理番号：10A1031378

様々な新鮮空気率の下での液体乾燥剤ベースの空気調和システムの性能分析

Performance analysis of liquid desiccant based air-conditioning system under variable fresh air ratios

著者 (3件)： NIU Xiaofeng (Dep. of Building Services Engineering, The Hong Kong Polytechnic Univ., Hung Hom, Kowloon, Hong Kong, CHN) ,  XIAO Fu (Dep. of Building Services Engineering, The Hong Kong Polytechnic Univ., Hung Hom, Kowloon, Hong Kong, CHN) ,  GE Gaoming (Dep. of Building Services Engineering, The Hong Kong Polytechnic Univ., Hung Hom, Kowloon, Hong Kong, CHN)
資料名： Energy and Buildings  (Energy and Buildings)
巻： 42  号： 12  ページ： 2457-2464  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： A0199A  ISSN： 0378-7788  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 従来の空気調和システムでは,新鮮空気の量は常に省エネのために制限されており,そのことが室内空気の品質(IAQ)をある程度犠牲にしてきた。しかし,空気の潜熱負荷を冷房によってではなく液体乾燥剤で除去することが,エネルギー消費を削減する代替手段なのである。それゆえ,空調システムに導入する新鮮空気の量を増やすことでIAQは改善されうる。本報では,シミュレーションテストを用いて分析した様々な新鮮空気率の下でのシステムの性能とともに,液体乾燥剤ベースの空気調和システムを研究する。さらに,提案したシステムと従来のシステムとを比較した。提案したシステムでは,新鮮空気率が増加するにつれて,再生のための暖房負荷は上昇し,除湿効率は増加し再生効率は低下する。液体乾燥剤ベースのシステムの成績係数(COP)は,新鮮空気率が60%を超えると急激に減少する。また,提案したシステムは著しく電力を節約できることも分った。最大の電力節約率は新鮮空気率が20%のときに58.9%であった:しかし,この節約率は,新鮮空気率が増えると減少する。これらの研究の成果は,液体乾燥剤ベースの空気調和システムにおいて新鮮空気の換気戦略を選択するのに役立つであろう。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *空気 ,  *混合比 ,  液体 ,  乾燥剤 ,  *除湿 ,  *空気調和装置 ,  *性能分析 ,  自然換気 ,  省エネルギー ,  室内空気質 ,  潜熱 ,  シミュレーション ,  数値解析 ,  暖房負荷 ,  成績係数 ,  消費電力

分類 (1件)： 湿度調節  (PC02050M)

タイトルに関連する用語 (4件)： 新鮮空気 ,  液体乾燥剤 ,  空気調和システム ,  性能分析