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J-GLOBAL ID：201002261457476397   整理番号：10A0313140

紀伊半島東部の霧穴(石灰岩洞窟)産哺乳類遺体の炭素14年代とその意義

著者 (3件)： 柏木健司 (富山大 大学院理工学研究部) ,  阿部勇治 (多賀町博物館) ,  高木まりえ (富山大 理)
資料名： 名古屋大学加速器質量分析計業績報告書  (Proceedings of the International Symposium on Radiometric Dating Studies)
巻： 21  ページ： 96-99  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： L6761A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 紀伊半島東部の霧穴の洞内堆積物中から,ニホンモグラ属,ニホンザル,ノウサギ,テン,タヌキ,イノシシ,シカ属およびニホンカモシカの遺体が産出した。このうち,ニホンカモシカの2試料の炭素14年代測定結果は,6890~6740cal BPと6630~6470cal BPを示す。現在の生息状況を踏まえると,縄文時代前期以降,霧穴周辺のニホンカモシカの分布は縮小傾向にあった可能性が示唆される。

シソーラス用語： 半島 ,  洞窟 ,  堆積物 ,  *哺乳類 ,  *死体 ,  *放射性炭素法年代測定 ,  ニホンカモシカ ,  時期
準シソーラス用語： 紀伊半島 ,  *遺体 ,  *放射性炭素年代測定 ,  縄文時代

分類 (2件)： 年代測定  (DD01050W) ,  生態系  (EE01040P)

タイトルに関連する用語 (7件)： 紀伊半島 ,  霧 ,  石灰岩 ,  洞窟 ,  哺乳類 ,  遺体 ,  炭素14年代