抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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脱臭装置に対する省エネ効果の改善事例を紹介した。従来,脱臭装置を設計する際,発生ガス濃度とガス発生量の上限値を用いていたが,すべての製造工程中で最大ガス処理能力を必要としているわけではないので,無駄に電力を消費しないような運転方法や装置の工夫について検討した。対策として,1)コントロールダンパの設置,2)ファンのインバータ化,3)ヒータ出力の調整,4)処理パターン化を行った。これらの対策を講じた結果,脱臭装置のガス処理能力の自動可変が可能となり,大幅な省エネ効果が得られた。また,製造品目が変化し,ガス濃度が変化しても,可変装置により省エネ運転を維持し,確実に処理できる方法を見出すことができた。